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傘の国、雨の国(6)緊張しに行く

いよいよ、緊張しに出かけます!
まずは朝ごはんから。
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ヨーグルトにかかっているのは、韓国の「くこの実」です。お料理のために買ったのですが食べきれず「そうだ、旅行中にも少しずつ食べよう!」と思って日本から持ってきたのでした。

そして余裕をもってホテルをチェックアウト。荷物はやっぱり持ち上げられず、受付のお兄さんに「クッジュー、ヘルプ、ミぃ?」とベタなジャパニーズイングリッシュを使ってお願いしました。

キングスクロス駅は『ハリポタ』信者の聖地なんですってね~。私はあれは読みもせず、見もせずなのですが、買ったガイドブックどれにもその「聖地ネタ」が出ていたので、ちょっと寄ってみました。
9と3/4というホームからハリポタは出発したようなのです。駅員にその場所を聞くと(だって看板も出てないんだもん)、ややめんどくさそうに「〇×▽を曲がったところだよ」と。はいはいありました。
傘の国、雨の国(6)緊張しに行く_a0094449_21565440.jpgホームの前がグッズ屋になっていて、そこの店員が演技指導の上、ハリーと同じようにマフラーが宙に浮くようにして飛んでいるように写真を撮ってくれるそう(有料)。
仕組みは簡単で、写真を写す時に飛び上がる。その時にマフラーを持つ手が離れて、うまくいけばマフラーがたなびく、ということらしい。

傘の国、雨の国(6)緊張しに行く_a0094449_21583466.jpg東西の老若男女を問わず、並んでましたよ。

で、歩いて90歩ぐらいのところにある、セン・パン駅へ。
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私が乗るのとは違う私鉄も乗り入れており、その改札近くにはロンドンで生産されたものばかりを売るお店が。
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傘の国、雨の国(6)緊張しに行く_a0094449_21592880.jpgイギリスは美味しくなっている、と思います。パンもこれから仕事じゃなかったら間違いなく買うところでした。


エプロンをつけないで気楽に調理しよう、という意味での「ネックト シェフ」だったのが、そのまま日本のメディアでは直訳されてしまったジェイミー・オリバーが登場した20世紀の終わり、つまり私と家人が結婚したころを思うと、かなりイタリアンが進出したおかげのようです。その割には相変わらずパスタだけは食べちゃいけないんですって!
電車に乗り2時間ほど。駅の改札はまるで空港のよう。搭乗可みたいな案内がでるんですもん!
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傘の国、雨の国(6)緊張しに行く_a0094449_22151769.jpgなぜか、この車体を見たとき「インコ」を思い出したワタクシです。

ロンドンから20分も走ったらこんな風景が見えてくるのにはびっくり!
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馬や羊、牛がまったりしている風景もあったりして「うわー、もうここで下してほしいです~」と車内で何度思ったことでしょう。
地方都市の駅で降り、タクシーでホテルへ。初めて、キャブに乗りました。感動した!パディントンの挿絵と一緒なんだもん!いえ、私はクリームパンじゃなくて無印のバームクーヘンを車内で軽食として食べたのでどこもベタっとしてませんけどね!
傘の国、雨の国(6)緊張しに行く_a0094449_22135095.jpgこのバームクーヘンは私の旅行の定番です。朝食代わりにも軽い軽食にもなるんですもん。これと1個包装になっている粉コーヒーは必ずどの国にへも持って行きます。


ホテルの内装はこんな感じ。ホントはツイン仕様みたいですが、今回、私は個室にしました。初めて英語で仕事をするので、部屋に戻ったらゆっくりしたい、という思いがあったので。
アメリカだと同性の同室宿泊って嫌われるようですが、イギリスはまだいいのかな?ツインにしていた人もいたので・・。
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会議に参加する人たちに紹介されたホテルの中では一番安い(といっても私の普段泊まる金額の倍はしてる)ので、あまり期待してなかったのですが、6階の部屋をあてがわれました。あらら、広くて使いやすい。全体に曲線が多用された構造になってます。
傘の国、雨の国(6)緊張しに行く_a0094449_22383365.jpg水回りも素晴らしいです!
水の流れが悪かった時に部屋に来たルームサービスの人が「キャビンをイメージしたつくりです」と言ってました。


部屋から見えるのは、ひょっとしたらイギリスで毎年催されている「今年の建物」に選ばれるかも?とBBC-worldで紹介していた、あのアパートなのでは?!?!
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気になります!!!!

床下からいきなり見晴のよい部屋へ。





お部屋のストレスがなくなったから、というわけではありませんが、仕事も無事に終わりました。平凡な内容だったのに、関心をもってくれた方もいたりして・・・。
自分では反省することがたくさんありましたのでSportbild的にいえば4.5ですが、同行者採点は3ってところでしょうか。
英語をコミュニケーションツールと思ってなかったワタクシ、英作文は25年ぶり。原稿の添削は人に頼めてもスピーチは自分がしなくちゃいけない。私の場合、読み慣れたらいいだけじゃん、ではないのでした。予行演習で、すべて「ドイツ語読み=ローマ字読み」していることを指摘され、なんとか解決せよ!と。
オットルくんと同じく、頭で理解したことがうまく体現できない私(笑)。発音記号通り読んだつもりでも本当にそうなのか・・・。すると、出発前の最後の出勤日、面識がないにもかかわらず原稿をシャドーイング用に録音してくれるという奇特なアメリカ人同僚が!そのおかげで、なんとか、人生初めての「英語でスピーチ」をこなしました。
出発10日前予行演習でみんながドン引きした英語が「別人のよう」だったそうです。・・・つまり予行の時は「6」だったってこと?

どんなものを食べたかは、回を改めて紹介します。
Commented by toramutti at 2013-09-20 22:24
泊まりがけでの仕事の場合、部屋、宿泊のストレスがないというのは大きいですよね。
私の仕事の場合、Chorやオケの人のおうちに泊めていただけるのですが、ホテルの方が気楽、気兼ねなしに過ごせるので、いつも、ホテルです。バンベルグではもう、いつも同じホテルなので朝ご飯がどんなか、とかもわかっていて、気楽に過ごせます。
いいなぁ、英国に一度いきたいです。米国にもいきたいし。。。
Commented by eastwind-335 at 2013-09-22 20:43
虎ママさん、こんにちは。
そうなんですよね。宿泊のストレスって結構ありますよね。身なりを整えたりするのにも、ツインだと気を遣ったりしますし。一人でゆっくりできるのは本当に助かりました。
バンベルクの定宿、相性が合うようでよかったです。
思いがけず、この夏はイギリスとなりました。また行ける日があるといいなあ、とは思いますが、もうもうもうびっくりする物価高でして。今回は同行の方々がいらしたのでケチケチしませんでしたので、これから来るクレジットカードの請求額が怖いです。
by eastwind-335 | 2013-09-20 20:54 | 旅の思い出13緊張の後のお楽しみ | Trackback | Comments(2)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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