ががーん

月に何度か、職場の帰り道にあるお米屋さんで2キロの精米や玄米を買っています。

スーパーのよりもずっと美味しいし(我が家のそばのチェーンスーパーはデパート傘下なのに、まったくもって、高かろう悪かろうな品揃えなんです!)、おじいちゃんとおばあちゃんの二人でやっているお店で、いろんなことを教えてくれるし。お米もいろいろな県のものを用意しているし。

なんといっても、玄米があるのが嬉しい!

大きな紙の袋から「はいはい、2キロね」といってボールに入れて錘を使った秤で測ってくれます。

じつはご主人、時々ワタクシの通勤時間にお出かけすることがあります。お身体があまりよくないようで、酸素を引っ張ってのお出かけです。お店では見せない姿ですので、私も気が付かないように道の反対側を歩くようにしてました。
2週間ぶりぐらいかな?先日伺ったら、おばあさんが計量してくれて、おじいさんがお会計を。3週間ぶりぐらいだったのですが、かなりやせた感じ。その日の朝も通院なのか後姿を見たところでした。おじいさんは「少し安くしてあるからね」と。
どういうことなのかと思ったら、「ここにあるお米が全部終わったら店を閉めるんだ」と。

私、涙目になりました。本当に痩せてしまっていて、それだってびっくりした顔をしちゃいけない、と思いながらお財布を出すふりしてうつむいていたのに、お店を閉めると言われてしまい・・・。
思わず「えー?!」と声を上げてしまった私に、おばあさんが「もう私たち年寄になっちゃったからね」といいながら、閉店についての案内の紙を渡してくれました。昭和の初めから80年も続いたお店。おじいさんたちの代になってからだってもう何十年となるわけです。でも跡継ぎさんがいないんだろうなというのは薄々感じていました。

「ま、11月末まではまだ開店してると思うからね」と。夫婦二人、月にだいたい4キロぐらいしか食べないし、家に持って帰るのは2キロがせいぜい。
あと2回ぐらい(玄米も月に1度は買い足すので)は間違いなく行くけれど、気が付かないうちにお店がなくなっちゃうのかと思うと・・・。夜は開いていても翌朝開くとは限らないんだわ・・・。

実は、職場の近くにあった八百屋さんも、私が帰り道にもう一つの駅から帰る日が続いたときにひっそりと閉店していたのでした。地方からの野菜を直送していて、週に1度だけしか仕入れない(だから仕入前日には葉物はまったくなかったり、と品揃えに偏りがなくもなかったけれど)、ルバーブやら杏やらアケビやら紅玉やらとその辺のスーパーでは絶対に扱ってない季節の果物がそろっていて、ジャムづくりとか楽しみだったのに・・・。ここは後継者がいたんだけどなあ~。

どちらもいわゆるまだまだイキイキしている駅前商店街からやや外れたところにあるだけに寂しいです。
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by eastwind-335 | 2012-10-16 19:37 | 日常 | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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