人気ブログランキング | 話題のタグを見る

U23はA代表B組のホームルームなのか

先日、ロンドンオリンピックに出る男子日本代表(関口ジャパン)でOA枠から3選手を予備登録したと発表がありました。これから最終的に本登録をする選手が決まりますが、私はそのニュースを知ってすごくがっかり。

権田くんの願いかなわずどころか、そのOA枠の一人がGK。彼に対する協会の嫌がらせじゃないか、と思いました。
それから、3人のうちのもう一人が、けがでA代表を外れていつつも、出版記念営業でお忙しい某選手。
けが人をU23に回してどうするのかなあ。「それまでには怪我はよくなっている」と本人は張り切っているそうですし、今のチームよりも格上の海外クラブからスカウトされるかも、なんて計算もしているそうですけれど、今のクラブでも十分なんじゃ?(脱兎)

そして、GK枠に選抜された清水の選手が、スタベンかも、ということで清水は協会に申し入れをするんだとか。
はい?と二重にびっくり。嫌だったら最初から受けなければいいのに。選手とクラブと協会の意思疎通はいかに?

だから、OA枠なんて必要ないのに。
関口ジャパンだって一応はアジア地区予選を勝ち抜いた年齢別代表なんですよ。DFがザルのような、とよく評価される関口ジャパンですが、協会はその辺の強化をU23にさせないでいたわけで・・・、それを大会前にひょっこり置き換えたって・・。そんなに(国際試合での)経験値があるような選手にも思えないし。
だいたい、ザックジャパンだってDFはやっぱり穴ですよね。ナガトモだってやられるし、ウッチーなんて(ごにょごにょ ファンのみなさま、ごめんなさい)。真ん中二人だって、がんばっているとはいっても、世界的なレベルでみたら、えーっと、なわけです。
でも、サッカーは11人でやるスポーツで、ポジションのラインがあってそこを超えたら失格、というわけではないんです。だから、全員DFみたいになってアンチフットボールをやってでもライバルの動きを封じるチームもあれば、ゼロトップという布陣でくるチームもある。

世界中どこを見ても、DFが安定している国は少ないのであって、関口監督一人のせいじゃないと思います。むしろ、次代のA代表を作る基礎ともなるわけなんだから、技術委員長とか理事とか山のようにいるお偉いさんたちが、長期計画プログラムを考えるべきだったんですよ。ええ(キッパリ)。海外チーム(有名チームのサテライトで十分)に短期でいいから修行に出させるとかね。

反町ピチピチジャパンのときに比べ、関口ジャパンは「日本語」と「サイドチェンジ」は上手になりましたが、サッカー偏差値は相変わらず、な気がします。むしろ下がっているかも。関口ジャパン解散後にすんなりとA代表のベンチに入れる体力と貢献性のある選手は正直いって見当たらないし、何と言っても、ナガトモのような「成長している」選手がいないっていうのが、痛手です。
そんな中で、権田の「俺たちだけでやる」発言には、ジーンとくるものがありました。1勝もできなくてもいいけれど、このチームで落とし前をつけてこい(別人来臨中)と通勤電車の中でおもったわけです。

U23はA代表B組のホームルームじゃないってはっきり言わない担任(監督)にも失望です。いやいや、それより、この担任はスポナビによれば、
ロンドン五輪でサッカー男子の日本を率いる関塚監督は17日、代表候補35人の中にオーバーエージ(OA)枠で入れた吉田(VVVフェンロ)徳永(FC東京)の両DFとGK林(清水)に対し「助っ人ではなく、自分の目標としてやってほしい」と期待を寄せた。
 五輪代表18人の発表は7月2日。関塚監督は「本大会へ向けて最善は何かというところで一歩一歩、準備を進めている。しっかり18人を決める」と話した。

ですって。がっかり。そんなにしてまで「自分の業績」を上げたいのかなあ。助っ人っていえば、クラブから文句がつくと思って、の逃げ口上なのかしらん。

権田くんを除く選手たちはOAが来てくれるとウレシイの?そこのところ、本音はどうなの?と思いマス。
by eastwind-335 | 2012-06-17 21:21 | 極東のサッカー | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


by eastwind-335