有給消化中

持越しができない有休を消化、そして土曜出勤(今週も!)の代わりに、ということで、本日はお休み。

母と美術館のはしごをしてきました。
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1軒目は父からチケットをもらった「フェルメールからのラブレター展」。出かける直前に頼んでいたお布団が到着したため、約束の時間にやや遅れてしまいました008.gif。10余年使ったムアツふとん。今回もそれにしたのですが、以前の硬さを忘れてしまいました。体重を参考に「やや硬め」に。今度も10年持つように体重増加回避に努めねば・・・。ちなみに家人の場合は椅子よりは持ちがよい気もしますが、もう2代目が5年目になります。参考のために寝っころがったら・・・気のせいかこちらもヘタレ感が。私の体重でもそうなのだから、1.8倍ぐらいある家人に、あの敷布団は悲鳴を上げているのかもしれません。こっちも買い換えの時期なのかな。

そんなこんなでBunkamuraに入ったのが10時半ごろ。
入口でチケットの有無にかかわるアナウンスが。それも地声の叫び声のような・・・。
うわー、出遅れたかも?と母と顔を見合わせます。
混んでいるのは、単に人気があるから、だけではなく、「団体鑑賞のお客様」がたくさんいたから、でした。
ツアーで来ていたみたい。

いや、団体さんが悪いとは思わないけれど、もしできれば、団体さんの日でも作ってくれたらいいのに・・・と思うほどの混みよう。私は絵を見るために並ぶのはかまわないけれど、ちょっと度が過ぎてる。入場制限をしてくれたほうがずっといいなあ~。いや、絶対に、館内人数制限をすべき。いまや映画館だって定員制を導入しているんだし、イタリアの美術館は定員制をとっている。日本人のフェルメール好きは美術館関係者だったらわかっているんだから、もう少しどうにかしてもらいたいわ~。
母とは、40分後に再集合ということで解散。フェルメールの作品は3点しかでてなくてあとは同時代のオランダ絵画とか今回の展覧会のテーマ「手紙」などにかかわるオランダ絵画がたくさん出ていました。
どれもステキな絵でしたが、なんせ、並んで近くの絵をベルトコンベヤに乗ったような感じで見ていくのは疲れちゃいます。ましてや、遠くから見ようとすると・・・
私の目に映るのは、オランダ絵画ではなく、「オランダ絵画を見る人々の頭」でした。フェルメールの絵には絶対に描かれないな。これは、ブリューゲルが描きそうな題材だ、と思いました。そう思うと、なんか笑いの種が体内に巻かれたような気分になり・・・。

特別展のグッズを売っているコーナーも非常に混んでいました。レジがわかりにくくて、私なんて「あーあー、私だったらこんな配置にしないな」と思いました(余計なお世話ですが)。

繰り返し言いますが、1枚でもフェルメールが来ただけで当たる日本の美術館。もう少し考えてもらいたいわ。

そしてバスで六本木に移り、お昼ご飯を食べました。The Oak Doorというところでした。それはたまたま歩いていてヒルズに隣接するホテルのレストラン階に到達し、空いていたから入ったのでした。
・・・決して空いてなかったな・・。天井が高いと空いているように見えるのかな。40歳のお誕生会をしている英語圏女子10名のテーブルは大騒ぎでした。いやー、どこの国でも「女子会」ってあるのねー、と妙な感心。パワーランチ中のテーブルがいくつもあったり。母と「東京ってすごいねー」と田舎者丸出しな感想を述べ合いました。
1つテーブルが空くとすぐに新しい布製のテーブルクロスが掛けられるのですが、それは折り目がついたもの。そこにウェイターさんたちが霧吹きで水をかけ、コードレスアイロンで皺を伸ばしていました。
うーん。食事時にアイロンをかけているのが目に入るのはちょっとねえ・・。。
オシャレなレストランなのだと思うけれど、ワタクシは二度目の訪問は誘われない限りない、と思います。すごくガッカリでした。アメリカで食事したときに一度だってそんなシーンはなかったよ!どんな場末でも高級なところでも!!

そしてサントリー美術館へ。
こちらは大阪にある東洋陶磁美術館コレクションからの「東洋陶磁の美」。
予想以上にたくさんのものがでていて良かったです。ご飯後だったのでちょっと眠たくて、ワタクシときたら、立ったまま寝てました!あぶない、あぶない・・・。母は2点ぐらい後ろの作品を鑑賞中だったので気づかれずにすみましたが・・・。解説読んでいて眠たくなるなんて、自分でも呆れちゃう。コックンとなりそうになったんです。

ここは人が全くいないわけではないけれど一つ一つを好きな角度からゆっくり見ても誰にも迷惑をかけない程度の混み方。気がついたら1時間以上会場にいました。
安宅コレクションってすごいなー。それを買い取った(→正確には大阪市への寄付という名の資金提供の形で関与と昔聴いたことがある)住友って本当に財閥だったんだねー。と母と二人で関西の金持ちはほんとにケタ違いなことをする!と感心しながら会場を後にしました。

ミッドタウンの3階は家庭用品のお店がフロアーにずらーっとあり、母と、あちらに入り、こちらに入りとしながら目で楽しんできました。静岡産のものを集めた特集コーナーのあるお店で気になるお弁当箱を発見。来週のお習字の前に買いに行っちゃうかも(笑)。

仕上げは虎屋で期間限定苺あんみつを頂きました。
母は電話で話す時よりもずっとしっかりと話してました。ちょっと心配していたのでホッとしました。母の手芸のお稽古の話とか、秋のヨーロッパ旅行でのまだまだ語られていなかったエピソードとか、次に旅行するのはどこがいいか、とか、とか、とか・・・。
食事もお茶も母が「パパからお小遣いをもらってきたから」と一銭も払わせてもらえませんでした。
あーん、年金生活者にご馳走になるのは、実に心苦しいです。
私の手土産なんて、前日新大久保で買った「エゴマの葉とエホバㇰ」。海辺の街では買えない食材ですけれど・・・あんみつ代にもなりません。
次は絶対に私がご馳走するから!と母と約束。
いつまでも両親の娘ではありますが、子供がいない私としては、両親にお金を使いたいと思うのです。母からは「いやいや、貴女はアテになる子供がいないということなんだから、老後を考えてちゃんとお金は貯めておきなさいよ~」と鋭いアドバイスが・・・。そうですよね・・・。
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Commented by olive oyle at 2012-03-08 11:33 x
美術館のはしごですか。いいですねー。
わたしは雨降りのひっそりとした美術館(博物館)が好きなんです。気持ちが落ち着いて、浄化される気がします。(大げさ?)

わたしも母と一緒に行きたいとは思うのですが、何せ母も年で足腰が弱ってきているので、会場が広いところへはいけません。本当は徳島の「大塚美術館」にもう一度行きたいと思っているのですが、あそこは地下3階地上2階(だったでしょうか)で広い。スクワットでもしてもらって鍛えてからじゃないと行けません・・・。

>ウェイターさんたちが霧吹きで水をかけ、コードレスアイロンで皺を伸ばしていました。

ドラマ「食客」のオープニングを思い出しました。
Commented by オカジ at 2012-03-09 00:03 x
こんにちは。フェルメールを見に行かれたんですね!
わたしが京都で見た日は、台風接近中で、まさかのガラガラ!…ラッキー!と思ったのですけれど、通常はチケット買うのにも1時間以上待ちとかだったようです。ほんとうに人気ありますよね。私もフェルメールは好きなのですけれど、日本人の心を惹くものがあるのかな?と思います。
Commented by pepe at 2012-03-09 10:10 x
東風様、話題の作品が一点でもあるとすごいことになりますよね。団体は道路事情で超駆け足鑑賞ってこともあるようで“一瞬でも目に入った”ら価値があるってことなんでしょうか。個人では出かけ難い方たちには便利なんだろうけどどうにかならんものか?と思わされちゃいますね。
東洋陶磁美術館は大阪市としちゃ奇跡的にいい仕事したと思います。それだけ安宅家の恩恵をこうむっていたのかも?とうがるところもあるけれどあのコレクションが散逸しなかったのは素晴らしい。(今の市長さんだったらどうなってたんだろう?)
Commented by eastwind-335 at 2012-03-09 21:05
olive oyleさん、こんにちは。
母と美術館のはしご、というのは初めてでした。母はもうすぐ古希とはいえ、見た目がやや若く見えるので、ついつい私も油断しちゃいますが、やはり以前のように、とはいきません。
文化村の美術館は雨が降ろうとも駅から無料バスが出ているので(東急百貨店行きですが)、あまり関係ないようです。しかし、本当にびっくりするほど混んでいました・・・。
大塚美術館はまだ行ったことがないのですが、陶板で絵画を再現しているところですよね。広いところは休憩するスペースがないと辛いですよね。

食客のオープニング、アイロンかけでしたっけ?ああ~忘れてる・・・。テレビ版も面白いのですが、映画版(登場人物も設定もかなり違います)も面白いです。ご覧になられたことありますか?
Commented by eastwind-335 at 2012-03-09 21:11
オカジさん、こんにちは。
父が前売り券を買ったのですが、3枚も買っていたのでどうしたのかな?と思ったら、3枚のフェルメールの作品が展示されるにちなんでの売り方のものだったようです。おかげで、すぐに入場はできましたが・・・。
いまはどこでも混んでますよね。東博の先日の故宮博物院展もものすごい混み方だったそうです。私は日程が合わず行きませんでしたが、開館前から並んでも混んだところで見たという知人の話にびっくりです。特に国立博物館は独法化を契機に人集めに必死(私から見たら、そこまでする?という感じです)。「ハコ物行政の作品」の中に人をおしこめて、という感じで、すっかり足が向かなくなりました。あれで鑑賞とは言えません。21世紀の文化行政の在り方を考える時期じゃないのかな、と思います。
Commented by eastwind-335 at 2012-03-09 21:15
pepeさん、こんにちは。
日本で日本人団体の美術館鑑賞と一緒になるって初めてでした!もうびっくりしました。マナーが悪いとかそういうことはなかったのですが、あの混みよう・・・。
大阪の東洋陶磁美術館、一度行ってみたらと言われていたのですが、大阪に行く用事がないためにまだ未訪問です。今回の展示を見て、まだまだ色々なものがあるのだろうし、一度大阪へ行かねば!と思いました。

今の市長だったらどうしていたでしょうね?売って市の財政になんてコトはないと思いたいですが・・・(脱兎)。
by eastwind-335 | 2012-03-07 21:53 | 日常 | Trackback | Comments(6)

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