大学がいけないの?

今日、大学生の数学力がヒドいというニュースがありました。

家人は理系のヒトなので二人で「へえー」と言いながらNHKで紹介されているニュースを見ました。

奇数と偶数を足すとどうなるか。そしてそれは何故なのか。
前者は4択から
後者は自分(回答者)が自論を書かねばなりません。
で、私自身は答えはすぐにわかったのだけど(「え?当然必ず奇数になる、でしょ?」と家人に言ったら「正解」と。)、問題は「そうなる理由」というところで・・・・。

テレビからは、「自分が思いつく奇数と偶数を足すと必ずそうなるから」という選択肢が紹介されていました。
「それが正答でしょ?」と言ったら、論理的な答え方ができない大学生が多いのです・・・という解説が。

あら、それって私のこと?

家人が「本当に義務教育終えて、何度も試験を受けて大学に行ったわけ?」とキビシー一言が。数式を使って説明してもらって「なーるほど」と。
もちろん、数学は大学入試にはなかったけどねっ!というか、日常、そんな奇数と偶数を足したら、なんて考えないんだから、身近な事例で答えを導けただけでも「生きていく力」とならないのかなあ、なんて負け惜しみを家人に。

で、大学で補講をやっているところが多いとかで、予備校が作ったテキストを紹介していました。
中学生レベルから始まるものもあるそうです。その点については、私は当然だと思う。私が父に試験前に「これ、どう解くの?」と数学の問題を持っていくと、いつも「ボクじゃなくて先生に伺いなさい。先生はそれが仕事なんだから。そうじゃなかったらわかる処までもどってそこからやり直しなさい」と言っていたことを思い出します。試験は明日なの~と涙目で訴えようものなら、「何を言ってるんだ。試験が急に決まったわけでもあるまいし」と素知らぬ顔であった、本当に教育不熱心な父でした。
閑話休題。
・・・・。ねえ、(中堅どころの)大学が就活対策も兼ねてとはいえ、その「数学のできない学生」の世話もしなくちゃいけないの?
悪いのって正直言って高校じゃないの?

実は、今日、アルバイトさんたちとお食事をした折にびっくりする話を伺いました。
いまの高校生って浪人したくないんですって?!親も「もう1年がんばって志望校を目指したら?」とか言わないんですって?
アルバイトさん宅で入試のために2週間預かっていた親戚くんも、そういう一人で浪人しないとかいうので、オバである彼女が「あんたっ、卒業したら資格試験受けてなりたい仕事があるっていうのに、こういう大学じゃその道は挫折しちゃうよっ!」と啖呵を切って発破を掛けたというか檄を飛ばしたというか・・・だったそうですが。

私は公立高校だったのと、一応は県内で進学校といわれる層の末席のあたりに位置していた学校だったから、同級生全員が大学入試というのを避けられなかったけど、学校のスタンスが「うちは受験校じゃありません」でしたので、行事盛りだくさん。原則としては「浪人」が当然だったのに。遊び癖のついた同級生(特に男子)が机に付くことを覚えるのに1年。入試に必要な知識を身に着けるのにさらに1年、ということで2年ぐらい浪人する人もいました。もしくは1浪して希望のところに入れなかったら「仮面浪人」するとかね・・・。

「でもね・・・」とお子さん3人を中高一貫校に通わせた別のアルバイトさんが切り出しました。
いまの中堅どころの中高一貫校(大学はないところ)は進学一本やりで、中学の時から「大学」「大学」って言われているんですって?実際に受験勉強を生徒がいつから意識してやるかは別にして、ドリル式に「この問題は××大学に出る」とか、学校では受験受験・・・ということになっているらしいのです(だから世界史未履修問題とか、高校3年になったら受験科目だけを勉強する学校が出てくる)。

6年間その調子だったら、一つでも受かったら、もう浪人なんてしたくなくなると思うのよ・・・。

と話してくれたアルバイトさんの言葉。なんか考えちゃうわ・・・。
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by eastwind-335 | 2012-02-24 21:52 | 日常 | Trackback | Comments(0)

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