年齢層をシフトしてみたら?
2011年 12月 21日
旅行が近づくと、時々、雑誌で予定地の特集を組むことがあります。
私は2度目、3度目の国になるとガイドブックは買わず図書館から借り受けます。観光局資料とネットの旅行サイトから情報を集めながら、借りた本を読み情報を整理する、という感じでしょうか。
台北行きまであと2週間ちょっととなりました。準備はあまり進んでいませんが、先週、偶然Hanakoで台北特集となったので久しぶり(数年ぶり)に買ってみました。これまで図書館で借りていたここ数年のガイドブックにはない情報が結構あって役立ちそうです。
今週はクロワッサンのお姉さま版「クロワッサン・プレミアム」を初めて買いました。店頭買いではなくネットで注文しました(この頃、書店に行く時間がないので)。
光文社の出世魚みたいな雑誌と違って(失敬!)、「プレミアム」と謳うところに気概を覚えます。クロワッサンという雑誌は、創刊当初は他の女性雑誌と違って「主義主張がある」女性のための雑誌だったと、ちょっと年長の女性から伺ったことがあります(投書欄にその名残がありますよね)。
いまも、本当に読むべき年齢層が限定されているような。足切りがあるいうべきかな。
立ち読みを1度したとき、目線が雑誌が想定読者層年齢より上、つまり先のことを見ているような作りに思えました。まだ想定読者層年齢にも達していないので、私は常連さんになるのはもう数年お預けのように思っています。
とはいえ、今回のプレミアム・クロワッサンもソウル特集。
本当にソウルってドル箱なのね・・・。マガジンハウスでも先々月あたりが、クロワッサンの別冊の形で、先月がku:nelで、とソウル特集が続いてます。ちなみにクロワッサンの別冊は、これまでの特集記事を再編集した感じだったので買いませんでした。
ネット買いという冒険性もありページを開くまであたりかハズレかわかりません。すでに知っている内容だったら母にあげちゃえばいいかな?なんて思いながらページをめくると・・・。
50代の雑誌にふさわしく、おちついた内容が続いています。出世魚系雑誌やananみたいになると「クラブへ行ってみよう」とか「イケメンがいるのは」という内容のものにかなりページが割かれているので、惜しげもなく、欲しい情報だけに鋏をいれられますが、この雑誌はしばらく本体のままで保存しておけそう。
うわー、読み甲斐がある~!
・・・って思っていたのですが、チャン・ドンゴン、ソン・スンホン、イ・ミンホ、ユン・シユンの4人の俳優、流行のK-pop歌手をとりあげている最後の数ページがヘビの足かも?と思えなくもなく。
いや、まあ、「韓流に恋してる」というんだから、しかたないけど。なんか、いきなりあると思った階段がなくて足を踏み外しそうになる感じ。
どうして、購読者層より年下男性ばかりを特集するんでしょう。
同世代俳優とかを探してみたらいいのにな。
「オッパ(女性が用いる年上男性への呼称)を探せ!」特集ってないですよね!
近年、たとえ同世代の男性から「みっともない」と思われても、女性が自分の息子ぐらいの年齢のアイドルにトキめいても後ろめたさを覚えることのない社会へと価値観の転換がなされてきたなあと思う。これって日本特有の状況なのかな。
そのことにネチネチいう中年オヂさんだって、一部には自分の娘ぐらいの集団のために投票権付のCDを買う日本社会。自分達と同世代の女性の韓流へのアクションに対してアレコレ言えないはず。年齢に制限されない行動(消費)様式によって今の日本経済は回っているんだな、と思わなくもなく。
年下くんたちに夢中になっている方々のお話を距離を置きつつ伺う私ですが、全否定というわけではありません。むしろ、年齢にこだわらず人のよいところを見出しているなんて、スゴいと思う。楽しそうだし。韓流がすきな方ってオープンな人が多くて初対面でも「楽しく話を進める方だなあ」と思うし。
ただ、その行動様式は、つまりメディアに支配されているわけでもあり・・・。なんせ、与えられる情報が「年下くん」しかないんだから。
そして、いつも不思議に思うのが、韓国男性芸能人のデータに「身長・体重」がもれなく記載されていること。何の意味があるのでしょう?その数字に注目する人っているのかな。プロフィール欄の数字についてどう思うか一度伺ってみたいと思ってたところその機会に恵まれました!が、「そんなこと気にするなんて、東風さんってやっぱり変わってる」と言われてしまいました。
変わってる、かな?ワタクシ・・・
だいたい、ソウルを旅行していて「うわー、背が高い」と思う男性って少ないんですけれど。え?背が高くて見た目がよい人は地下鉄なんか乗らない?(笑)
韓国にだって、私達の世代だからこそ共感できる演技派の中年俳優や人の心をつかむ上手な中年歌手がいると思うんですよ。
私が編集だったら「オッパ(女性から年上の男性への呼称 日本語だと「先輩」になるかなあ)を探せ!」を企画するけど。このままでは、日本女性は一億総「森×子」状態になっちゃう。
首から上をみない私にしか出さないアイデアだ、と同僚に大笑いされました。
え~、悪くないと思うんですけどね。「オッパを探せ」特集。
・・・と家人に語ったところ、「でもさ、キミだって似たようなもんだろ。カントクこそ僕とほぼ同い年だけど、ドイツ代表で君より年上っていうのはいないだろ。カピテンだってさ。」とバッサリやられてしまいました。「えー、でも、私は別に容姿じゃなくて、プレーがいいって言ってるだけじゃん!」と答えたものの、紙で手を切った時の痛さを覚えます。
私は2度目、3度目の国になるとガイドブックは買わず図書館から借り受けます。観光局資料とネットの旅行サイトから情報を集めながら、借りた本を読み情報を整理する、という感じでしょうか。
台北行きまであと2週間ちょっととなりました。準備はあまり進んでいませんが、先週、偶然Hanakoで台北特集となったので久しぶり(数年ぶり)に買ってみました。これまで図書館で借りていたここ数年のガイドブックにはない情報が結構あって役立ちそうです。
今週はクロワッサンのお姉さま版「クロワッサン・プレミアム」を初めて買いました。店頭買いではなくネットで注文しました(この頃、書店に行く時間がないので)。
光文社の出世魚みたいな雑誌と違って(失敬!)、「プレミアム」と謳うところに気概を覚えます。クロワッサンという雑誌は、創刊当初は他の女性雑誌と違って「主義主張がある」女性のための雑誌だったと、ちょっと年長の女性から伺ったことがあります(投書欄にその名残がありますよね)。
いまも、本当に読むべき年齢層が限定されているような。足切りがあるいうべきかな。
立ち読みを1度したとき、目線が雑誌が想定読者層年齢より上、つまり先のことを見ているような作りに思えました。まだ想定読者層年齢にも達していないので、私は常連さんになるのはもう数年お預けのように思っています。
とはいえ、今回のプレミアム・クロワッサンもソウル特集。
本当にソウルってドル箱なのね・・・。マガジンハウスでも先々月あたりが、クロワッサンの別冊の形で、先月がku:nelで、とソウル特集が続いてます。ちなみにクロワッサンの別冊は、これまでの特集記事を再編集した感じだったので買いませんでした。
ネット買いという冒険性もありページを開くまであたりかハズレかわかりません。すでに知っている内容だったら母にあげちゃえばいいかな?なんて思いながらページをめくると・・・。
50代の雑誌にふさわしく、おちついた内容が続いています。出世魚系雑誌やananみたいになると「クラブへ行ってみよう」とか「イケメンがいるのは」という内容のものにかなりページが割かれているので、惜しげもなく、欲しい情報だけに鋏をいれられますが、この雑誌はしばらく本体のままで保存しておけそう。
うわー、読み甲斐がある~!
・・・って思っていたのですが、チャン・ドンゴン、ソン・スンホン、イ・ミンホ、ユン・シユンの4人の俳優、流行のK-pop歌手をとりあげている最後の数ページがヘビの足かも?と思えなくもなく。
いや、まあ、「韓流に恋してる」というんだから、しかたないけど。なんか、いきなりあると思った階段がなくて足を踏み外しそうになる感じ。
どうして、購読者層より年下男性ばかりを特集するんでしょう。
同世代俳優とかを探してみたらいいのにな。
「オッパ(女性が用いる年上男性への呼称)を探せ!」特集ってないですよね!
近年、たとえ同世代の男性から「みっともない」と思われても、女性が自分の息子ぐらいの年齢のアイドルにトキめいても後ろめたさを覚えることのない社会へと価値観の転換がなされてきたなあと思う。これって日本特有の状況なのかな。
そのことにネチネチいう中年オヂさんだって、一部には自分の娘ぐらいの集団のために投票権付のCDを買う日本社会。自分達と同世代の女性の韓流へのアクションに対してアレコレ言えないはず。年齢に制限されない行動(消費)様式によって今の日本経済は回っているんだな、と思わなくもなく。
年下くんたちに夢中になっている方々のお話を距離を置きつつ伺う私ですが、全否定というわけではありません。むしろ、年齢にこだわらず人のよいところを見出しているなんて、スゴいと思う。楽しそうだし。韓流がすきな方ってオープンな人が多くて初対面でも「楽しく話を進める方だなあ」と思うし。
ただ、その行動様式は、つまりメディアに支配されているわけでもあり・・・。なんせ、与えられる情報が「年下くん」しかないんだから。
そして、いつも不思議に思うのが、韓国男性芸能人のデータに「身長・体重」がもれなく記載されていること。何の意味があるのでしょう?その数字に注目する人っているのかな。プロフィール欄の数字についてどう思うか一度伺ってみたいと思ってたところその機会に恵まれました!が、「そんなこと気にするなんて、東風さんってやっぱり変わってる」と言われてしまいました。
変わってる、かな?ワタクシ・・・
だいたい、ソウルを旅行していて「うわー、背が高い」と思う男性って少ないんですけれど。え?背が高くて見た目がよい人は地下鉄なんか乗らない?(笑)
韓国にだって、私達の世代だからこそ共感できる演技派の中年俳優や人の心をつかむ上手な中年歌手がいると思うんですよ。
私が編集だったら「オッパ(女性から年上の男性への呼称 日本語だと「先輩」になるかなあ)を探せ!」を企画するけど。このままでは、日本女性は一億総「森×子」状態になっちゃう。
首から上をみない私にしか出さないアイデアだ、と同僚に大笑いされました。
え~、悪くないと思うんですけどね。「オッパを探せ」特集。
・・・と家人に語ったところ、「でもさ、キミだって似たようなもんだろ。カントクこそ僕とほぼ同い年だけど、ドイツ代表で君より年上っていうのはいないだろ。カピテンだってさ。」とバッサリやられてしまいました。「えー、でも、私は別に容姿じゃなくて、プレーがいいって言ってるだけじゃん!」と答えたものの、紙で手を切った時の痛さを覚えます。
by eastwind-335
| 2011-12-21 06:26
| 日常
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