ママの不思議なメール

母から時々携帯メールが来ます。就業中は私は携帯を一切見ないので、母がメールを送ってくるのは通勤途中もしくは帰宅途中。帰宅途中は夜ですので、路上で「あらら、また不思議な文章がきた」とつぶやくことも。

いわゆる業務連絡の文章は普通なのですが、母の感情にからむコト(母にとってステキな俳優をみつけた、とか、韓国ドラマを発見した、とか)についての文章が・・・。感情が先走りすぎているというか・・・。校正のいれようがないぐらいの文章です。
理路整然としていない、解読するのに苦労するような文章が続くと、娘としてはチョット心配になってしまいます。
私も言葉が足りないほうだから(長々と文章を書く割には・・・)、想像しながら母の文意を読み取るようにしてますが、無理に朝8時台のNHKのワイドショーでウドウさんたちが使っているコトバで書こうとするので、もっと普通の言葉でいいのに・・・と思うことも。
一番理解しがたいところが、母が自分では言葉遊びをしていると思っている部分でもあるようで、うかつなことも言えず…(笑)。

音声だったら「ママ、それ、不思議な言い方ね」で済むけれど、文字にして伝えるには気が引けます。
母は私だから、気を許して滅茶苦茶なメールを送ってきているはず。前も「将来年をとって義妹ちゃんたちにお世話になるときに、携帯ぐらい仕えておかないと迷惑かけちゃうから」とつぶやいていたし。

メールは手紙と同じなんだから、ライブ感はなくていいのだけれど、と言ってみようかな。
そんなことを言ったらますます機械を手に取りたくなくなるかしら。

しかし、70歳近くの人にも携帯を使わなくては、という強迫観念をもたらす日本社会って。
特に震災以来、スマートフォンだ、ツイートだ、と情報を一部の広範囲な人々(矛盾した表現になりますが)でを共有したメリットばかりがメディアで取り上げられるので、年寄りはすごく負担になっていると思うのです。
計画停電のことを市役所に電話で確認しようとしたら「インターネットで確認するように」と言われた父。
お稽古先でみんなが携帯についているカメラで先生の作品をバンバン撮っていくのを、ボーっと見ていたという母。

母はすごく疲れると言います。
父は最初から手を出さない(一応、モノは持ってるけれど)。

「パパ達の世代はパソコンでインターネット検索ができなくたって、携帯でメールを打てなくたっていいのよ。無理してストレスを覚えるほどのことではないから」と私が励ますほど、父は「そーだよな」と宝の持ち腐れ状態(by 母)に、母は機械が使えないと将来入る老人マンションで仲間外れになるんじゃないかと不安になり。

二人は秋に旅行へ行きます。そのためにトーマス・クックを買ったとのこと。母が「パパが東風ちゃんがささっとやるようにネットで調べてくれたらいいんだけれどね」と言ってましたが、いやいや、機械に答えを教わるよりも、時刻表をみながらあれこれ考えるほうが絶対にいいってば、と思います。

がんばれ二人!
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by eastwind-335 | 2011-07-01 05:32 | 日常 | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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