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80歳を過ぎてもお元気!

先日、家人が「キミ、兼高かおるって知ってる?この人の番組見てないよね」と否定疑問文で質問をしてきました。
知ってるも何も!
「いーえ!ワタクシ、子供のころからちゃーんと見てましたわよ、おほほ」と真似てみたのですが、反応なし・・・・。
さらに「ワタクシ、あまりのファンで、横浜にあった人形の家の館長に就任されてから何度も行ったことがありますのよ、おほほ」とも言ってみましたが、全然通じません。

で、質問の意図を尋ねたところ、あるマンガの作者が兼高かおるに影響を受けて海外旅行に行った、と。さらに
「絶対に、キミはこの人と同じ思考回路だな」と言って、あるマンガを突き出しました。

それがヤマザキマリさんの「世界の果てでも漫画描き」でした。

似てませんっ!
どこが似てるんだか。え?ギリギリいっぱいまで生きてるトコ?
いや、こんなに一生懸命生きてませんって・・・。いろんなことも起きてませんって。
地味にささやかに生きてる私には、彼女はスゴすぎます・・・。どっちかといえば家人っぽい感じもするけどなー。

そして、彼が「こういうのも描いてるらしいよ」と出したのが「テルマエ・ロマエ」。あ、これはhimekaguraさんが取り上げていたマンガだ、と気づきました。ひょっとしたら、「世界の果てでも・・・」も取り上げていらしたかも。
平たい顔族の一人としては、豆知識を読みながら「日本の風呂の歴史の本はたくさんあるからもう少し勉強してくれたらいいんですけれどねえ・・・・(笑)」と思いました。ゲルマン人とかいって、どうみても、この人たちロシア人でしょーが、みたいな名前の登場人物もいたりして(いや、そこまでゲルマンだったのだろうと思いますが)。

で、今週になって家人から「すごいおっかないおばあさんが料理するのに説教してる。教室に入るのに4年間待つらしいんだけれど、あんなおっかないこと言われても行きたいのかな。「あなたがた、料理ってものがどういうものかわかっているのかしら?」みたいな感じだよ」というのです。
「それって辰巳先生でしょー!私、スープの本や料理の本を持ってるよーん」
ワタクシも4年待って入れてもらいたいと常々思っている辰巳芳子先生の特番。録画するのは忘れたし、最初の10分近くは見忘れちゃったけれど、さきほど、二人で一緒に鍋をつつきながらみました。
私は辰巳先生がおっしゃる通りにしかも上手にできるとは思わないけれど、おっしゃることには共感しちゃうし、食べ物が持つ力を信じてます。愛想のある物言いではないけれど、子供に対する愛情深い表情など見ているこちらがジーンとしちゃうほど。
で、最初は口真似していた家人ですが「いや、よく聞いたら、凄いことを言ってるぞ」と見入ってました。

すると、携帯に母から留守電が。
母からも「アナタが憧憬してる辰巳先生の特番、今日もやっているから、見てごらんなさい!昔から、この先生の書いてることはすばらしい!といっていた貴女、やっぱり目があるわ」と嬉しい留守電が入ってました。
テレビを見ながら実家へ電話すると、母が「憧れちゃうわねー。パパも素晴らしい人だって今感動しながら見てるわよ」と。

辰巳先生にしても兼高かおるさんにしても、80代。いやはや、こんなにしっかりなさっていると、こちらのフニャっとした態度を恥ずかしく思っちゃう・・・。

追記:今週はじめに、知り合いから誘われて、とある作家さんを囲んでお話を伺うという会に伺いました。この方も80歳におなりになった、っておっしゃっていたなあ・・・。先週末はお習字で83歳の先生のお宅に伺ったし、先生のお友達であるやはり80代の方にもお目にかかったし。そういう1週間だったのかも・・・。
by eastwind-335 | 2010-10-21 21:19 | 日常 | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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