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お仕事イムニダ(1)バスに乗り間違えて

久しぶりの海外出張先はソウルでした。
アテンドをしてくださる予定だった方に急に出張が入り、ひとりぼっちでどうなることやらと思いましたが、その方が手配してくださったアシスタントさんがカタコトの英語を駆使してくださり、無事にミッション終了。

でしたが

終業後、これまでにないほど、いろんなコトを自ら引き寄せてしまったようで・・・。

まずは、その訪問先からの帰り道。
いくつかの地下鉄駅からバスにのって行くのですが、その駅によってバス路線も違います。
行きはいいのですが、帰り・・・。
頭の中に入っている数字ではないバスだったのですが、みんなが乗るので、ちょっと冒険っ気を出して乗ってみたのです。
赤いバスでした。すごく飛ばすんですよ!しかも5時過ぎのバスだから結構混んでいて、私を含め座れない客が結構いたのに・・・・。思わず仁王立ちになり持ち手をギュっと握ります。
途中まではいつもの道だったのに、曲がるべきところで左折しない。
ゲゲっ?直進してどこへ行くのかな?大きなバスターミナル駅だからぐるっと廻るのかな?
しばらくすると、インターチェンジのようなところで右折。そして、お約束の「バスが車線変更をして自家用車の前に入り込む」というのも数回あり・・・。クラクションの鳴らしあいはやめてぇ~。

右折?えーっと、このあたりで右折っていうのは、ソウルから離れるってことじゃないの?
うわー、いかにも高速っぽい道をノンストップで走るー!反対車線と離れちゃったぁー。内心ヒヤヒヤしつつ、とにかく「おちつこう、おちつこう」と言い聞かせ、反対車線が見えないかと窓をじっと見ます。
再び反対車線が見えてホッとしていたら、目の前に今度は大型マンション群。
お仕事イムニダ(1)バスに乗り間違えて_a0094449_7355035.jpg

これは絶対に絶対にここで降りて、反対方向へ戻らねば!おばさんが降りるのに飛びつくようにしてワタクシも降りて反対車線の停留所へ向かうことに。
やれやれ。人がたくさんいるのでホッとしました。余裕が出てきて写真まで撮っちゃいました(現金なワタクシ)。
お仕事イムニダ(1)バスに乗り間違えて_a0094449_7361123.jpg最新大型ベッドタウンなのでしょうか?いわゆるソウル市内では見られない案内・・・オシャレすぎます(笑)。

お仕事イムニダ(1)バスに乗り間違えて_a0094449_7383726.jpgこの防音壁?がとても印象に残ってます。このあたりだと通勤圏内なのでしょうね。

地下鉄とかはなさそうですが、バスはいろんな路線が通っているみたい。さっき乗ったのは××番だからそれを待てばいいかな~と思いながら、次々とやってくるバスを見つめます。
ハングルもだいぶ読めるようになったのですが、パっとみて意味までわかる、とまではいかないのに、切羽詰っていたからでしょうか?先ほどのったバスの枝番違いの行き先案内に
「ソウルヨク」
と書いてありました。
ソウル駅の意味です。自分でいうのもナンですが、よくぞ、読んで意味がわかったものだ、と自分を誉めてあげたいほどパッ、パッ、パッと頭が動きました。
運転手さんに「おじさん、これ、ソウル駅に行く?」とカタコトの韓国語で聞くと「行くよ」と。
ソウル駅へ行けばオッケー。目を瞑っても帰れるわ、とすっかり観光バス気分に。特に、漢江を越えたあたりからは、今まで走ったことはないけれど地図では見ていた場所を走るので「うわー、こういう雰囲気なのね」と楽しくなってきました。停留所の名前も聞き取れるものが増え(地下鉄にもある地名なので)、降りたところが明洞聖堂の近くでした。もうここまで来たら安全、安全。

まあ、今回は無事にすみましたが、バスの怖さと面白さの両方を知った一日となりました。
Commented by バート at 2010-07-27 05:03 x
韓国の記事が続いていますね。海外出張ですか。
海外出張はただの異動の海外出向と違ってエリートなイメージです。
勝手な個人的なイメージですが(笑
しかし、業務で出張中に適当なバスに挑戦するなんて、チャレンジャーですねー!
完全なプライベート旅行でも遠慮したいところなのに……(笑
Commented by eastwind-335 at 2010-07-28 07:33
バートさん、こんにちは。
エリートじゃないのですが数年に一度ぐらいは海外出張の時もあります。
バスはいいですよー。どこの国でも私は乗るんです。言葉が通じなくても・・・(汗)。そして乗ってから「ああー、もっとしっかり調べておけばよかった・・・」と自分の大胆不敵な性格を恨みたくもなりますが、路線がしっかり頭に入っていたら、観光バスよりもいいかも、と思いました。小さな道も走ってくれるし・・・・。あれだけバスが充実しているソウルですから、やっぱり乗らない手はない、と。次は路線図を入手してこようと思います。
by eastwind-335 | 2010-07-27 00:56 | 旅の思い出10梅雨明けのソウル | Trackback | Comments(2)

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