歩け!歩け!

遠足の続きです。

大仏見学を終え、次の目的地へ向かうために山門を出ようとしたら、向こうからやってきた若い女の子たちが、拍手を打ってました。
あーびっくりしたー。
大「仏」だから、ここ・・・・と心の中でそっと思いました。でもお手水があるから、勘違いしちゃうかもね!

さて、次に向かったのは3月の強風で根本から折れてしまった大銀杏を見に、鶴岡八幡宮へ。

で、長谷から小町までどうするか。
母と二人だったら、タクシーに乗ったかもしれませんが、父が歩きたいと言ったので、3人でぶらぶらと。
父は、その年齢にしてはコンパスが長くて、母は小柄。二人が同じテンポになることはなく、父はどんどん先へ。私は母とゆっくりと。
昔は地図を見なくても、このあたり、という勘も含めて最短の道への感覚の鋭かった父でしたが、やっぱり年を取っちゃったのか、曲がるべき道を曲がらず・・・。しかし、横道に入ったことで、いろんなものを見ることができて、3人で、よかったねーと。
a0094449_20284789.jpg一番は一度言ってみたかった吉屋信子記念館に行けたこと。私は彼女の作品を読んだことはありませんが、なくなった父方の祖母がとっても好きだったのだとか。すごくステキな書斎に3人でウットリ。

小一時間歩いてようやく到着したのが段葛(写真撮り忘れた)。
私が学生時代にお世話になった先生(あー、たくさんいるんですけれどね)の中で数少ない女性の先生の一人が心理学の先生でして、遠近法の実験被験者に私を使った下さったり(人生で初めてのバイト)、私も先生の指導のもと簡単ながらも実験をしたりしたことがあったのでした。その先生との出会いは、先生が学生向けに行った講演会。段葛は実は手前よりも奥のほうが広いという事実を通して、遠近法のあれこれを語ってくださったのでした。目に見えるものが正しいんじゃない、ってことを、意外なもので示してくださった先生。絵画や文学などの手ほどきをしていただいたのも、この先生のオフィスアワーで、でした。
a0094449_20304075.jpg

さて、八幡様(八幡宮というよりこの言い方のほうが私にはピッタリ来ます)の大銀杏。嘘か誠か、あの3代将軍実朝が甥の公暁に殺されたとき、公暁が隠れていたという銀杏。
a0094449_20321761.jpgこの銀杏が倒れるまで疑ったことがなかったのですが、母が「ねえ、あれ、樹齢800年かどうかなんですって。だから、公暁があそこに隠れたっていうのはウソよ。公暁がよっぽど痩せててもムリよね」と電話をくれ(我が家はどーでもいいことで電話をかけあい、長話をします)、ロマンもへったくれもない状態。ニュースにもなったので御覧になった方がいらっしゃるでしょうけれど、なんとその折れたところから新芽が出たのです!それを見に来る観光客が後を引かず・・・。

「折れても観光資源になっちゃうんだからすごいものだわ」と母が呆れたような声。
「その観光客の一人が実の娘だって忘れてない?ママ?」と言うと、「あなたが東京のオンナになってもう10年以上なのよねー」とシミジミした声を出してました。まあ、東京のオンナにしては東京のことを知らなさ過ぎるんですけれどね。

で、大銀杏へ向かおうとすると、これまた、その昔、源義経の恋人白拍子が憎しみをこらえて頼朝の前で踊ったという舞台がありまして、そこで結婚式が!
a0094449_20371843.jpg

四方八方からみんな写真を撮ってました。ええ、私も・・・なのですが、白無垢の花嫁さんではなくて・・・。
a0094449_20382097.jpg祝詞をあげる神主さんとか。

そして、聞こえてきた音楽に、一瞬、カセットにしては生々しいなあ~と思い音のする方向を見ると・・・。
a0094449_20394257.jpg

(撮影は逆側からしました)八幡様専属の雅楽士たちです。

あ、そうそう、私たちの目的の新芽はこんな感じでした!
a0094449_20451977.jpg

[PR]
トラックバックURL : http://ew335.exblog.jp/tb/10634702
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by eastwind-335 | 2010-05-17 20:21 | 日常 | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


by eastwind-335
プロフィールを見る