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自分をバーコードで管理

ふと気がつくと、自分の日常はかなりバーコードで管理されている。

職場には身分証があり、そこにもバーコードがついている。
暮らしている街の図書館の利用カードにもバーコードがついている。
量販店の利用者カードにもついている。

これらのバーコードを扱うのは、自分ではなくカードを作らせた人たち(人事とか、図書館のカウンターとか、レジの人、って意味ですが)。だから、他者が自分を機械的に管理する術と思ってました。自分を象徴する数字(線)とは意識する事はありませんでした。

先日は、都立中央図書館へ行ってきました。
改装以来初めてです。1年以上行ってなかったと思います。近所の図書館で事足りることが多かったからです。
びっくりしたのは、昔は金属製の重たい入館カードを入館時に渡されたのですが、今は、プラスチックカード。そこにはバーコードがついています。会社のIDカードみたいに首からかけて移動します。検索をかけ、それが閉架にある場合は、IDカードのバーコードを自ら機械で読み取らせ、取り寄せ依頼指示をPCから出します(貴重書の場合には取り寄せ画面をプリントアウトしたものをカウンターに届けて取り寄せ)、。
その読み取り機械はまるでレジでみかけるような形(レーダー発射!みたいな形です)。書籍検索の時点では、やっぱり中央図書館は所蔵数が違うわーなんてうっすら感動していたのですが、バーコードを読み取る作業をしながら、なんか、スーパーで仕事してるような気分に(笑)。
さらに、一度に12冊まで利用できるのですが、それを自分の閲覧机に持っていくのに利用できるように、とスーパーに置いてあるカートも用意されています。以前は、閉架は分野ごとにわかれている各階のカウンターで取り寄せでしたが、新しいシステムは、取り寄せカウンターは1階にあるだけ。だから、閉架図書が多い人には便利です。
私は冊数はすくないけれど大型本が多かったので、さっそくカートを利用して各階の開架図書も集めて、机に向かいます。

そうそう、机もあたらしくなってつるっつるの一枚板に。ただ、オシャレになりすぎて手前に傾斜がついているので、机に置いたつもりのペンを何度も床に落としてしまいました。また、以前は1階だけしか持ち込みPCが使えなかったのですが、各階にパソコン用の机が備えられ便利になってます。

ipodをはじめとする音楽携帯道具の持ち込みは禁止。館内はシーンとしていて、すごく集中できます。国会図書館と違って、開架が充実してるから、コピーを待つ間も退屈することもありません。最近は区ごとにミニコミ誌が充実している様子。
by eastwind-335 | 2010-04-27 06:49 | 日常 | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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