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本当だったのね

寒い寒い金曜日、仕事を終えて、ちょっと寄り道をして、帰宅したら夜の9時。
1週間全力疾走だったので、残り物をちょこっとつまんで、すぐに就寝。

ものすごく疲れていたために、いつもの時間に目覚めても起床できない~!ようやく、8時過ぎに飛び起き、慌てて家を出ます。
というのも、この日は月末に予定している、この数年かかわっている団体の年に一度の全体会の準備のために、東京の西の入口というのか、ニュースでいわれる「今日の都心の気温」よりは、大抵2度は低いといわれている街へ行かねばならなかったからです。
昨日は立て看板作り(正確には立て看板を模造紙で包み、その上に必要な張り紙をしていく、なのですが)を手伝うことになった私は、外で仕事。大抵は若い人がやることになっているので、そのつもりで動きやすい服では来ましたが寒くて、コートを着ての作業。
それでも昼前からは太陽が出てきて、「あ、日焼け止め塗ってくるの、忘れた!」と思ったときには、まっすぐ紫外線を顔に浴びてました。

そこは午前中で失礼して、お習字の先生のお宅へ向かいます。まずは、この団体の最寄駅へ向かうために住宅地を抜けます。このあたりの住宅地はお庭がステキで、花のつく木が多く、ついつい上をみてしまいます・・・・。

え?屋根の上に雪?
1軒だけ雪が屋根の先のほうにあります。両隣の家にはありません。
3月に降った雪?それとも、ジョークで雪に似たモノを乗せている?
さらに数軒進むと、車の上に霜らしきものが。いやあ、都心より寒いといっても、昨晩は確かに寒かったけれど、そんなに寒かったのかしら?いかんせん、朝はニュースを見ないで飛び出したし、確認したくても、歩いているのは私一人。
ブログのネタには面白いけれど、住宅地での撮影というのは相ふさわしくなく・・・。そこに住んでいないのですから、不審に思われたくない。

かなりポカポカした中、本当に「都心」そのものの場所にある先生の御宅へ・・。
いまは、毎月の競書(所属団体誌で審査)、社中展への作品作り(といっても歌を選ぶだけで、お手本は先生が作ってくださるのですが)、そして、いつもの月より1ヶ月提出期限が早まった所属団体誌の昇格試験、と3つの課題があって、あたふたしているところです。

この日は嬉しい再会が!私が先生の御宅に通い始めた頃、先生が歳の近い人たちと一緒のほうがよいだろうと考えてくださり、この数年には師範資格を取るかも、というような二人とお稽古日をあわせてもらえることに。それぞれが素晴らしい字を書くのですが、字を書くということは、筆先だけのことじゃなくて、その人の全てが出てくるのだ、と目の前で教えてくれた人たちでもあるのです。彼女たちを「真似ぶ」ことも、お手本を学ぶのと同じぐらい価値のあることなのだ、と思いました。だから、半年余りご一緒したのち、二人が相次いで、第二子を身ごもり、お稽古は中断されると伺った時は本当に本当に残念に思っていました。
先週のお稽古時に、先生から「来週は・・・・」とうかがっていたのですが、お稽古に行ったら彼女がいて懐かしく、また嬉しく思いました。先生がとても力を入れてご指導されているのを耳学問できるし、なんといっても、書いている姿がカッコいい!(いや、別に前衛のようにパフォーマンスがあるのではなく、真摯な感じが波状で伝わってくる感じ、というか・・・)
そして、私は相変わらずヘタッピーですが、そんな彼女と席を並べて同じ大きさのサイズの紙で作品を仕上げるまでに時が経ったのだなーとしみじみしたり・・・。

で、帰りに「昨日、雪が降ってびっくりだったねー」という話に。もう一人、この半年ぐらいのうちに入った若い生徒さんも、朝はまだ雪が残っていた、と。
ひゃっ、私が見たあれは、本当の雪だったんだー!と私一人でびっくり。東京では41年ぶりの4月の雪だったそうですね。
帰りに先生の御宅から地下鉄を乗り換えて、これまた東京のある意味での真ん中へ。
国立劇場の帰りに近くまで来たことはありましたが、お日様が出ている時間帯は初めて。
目的地の途中にはこんなものもあったりして。
本当だったのね_a0094449_111840.jpgスヌーピー?!?!

本当だったのね_a0094449_1114418.jpg女子校の敷地だからかな?太陽光を利用しているところは沢山あるでしょうけれど、これは目立ちます。

その先へ進むと、目的の地が・・・。




本当だったのね_a0094449_1132365.jpg階段の途中?
私がエキサイトブログを知ったのは、05年夏のNY旅行への情報収集で、でした。
その時、一番最初に読んだブロガーさんが、このたび2度目の陶芸の展示会をすることなりました。
前回は展示される作品が限定されていたのですが、今回は種類が増えたとのこと。
ブログの写真だけでなく実際に見られるなんて、と思って今回もでかけることに。

ブログの世界そのままでした・・・。
ブロガーさん本人も在店中の時間だった様子。
お知り合いの方が何組かいらした様子。あまりのオシャレさんたちの集まりに、ソっと見てそっと帰るつもりでしたが、以前から、気になっていたペンダントトップの展示が気になります。最初に「白珊瑚みたい!」と思ったものをお願いすることに。こういう時って、ブログにコメントを入れたことがある××です、って挨拶すべきなのでしょうけれど、常連さんというわけでもありませんので、躊躇しちゃって、「こちらをください」というのが精一杯。

サッカーやドイツつながりのブロガーさんとは違って、同じ時に何かにワーっと盛り上がることでつながっているわけではないので、何をどう話したらよいのかちょっと困ってしまいましたが(多分、先方も地味な客に困ったことと思います)社交的に接してくださり助かりました。

このブロガーさんは可愛らしいクマのコレクターでもいらして、2体が、今回のメインでもある「冑」の作品の横にちょこんと。それを見るのも、今回の展覧会の密かな楽しみでした。愛らしい表情に和みました。

ああ、今日は朝からよい天気。
mein erster Baer(自分が「ほしい!」と思った、という意味で)に一足先にペンダントをかけてもらいましょう。
本当だったのね_a0094449_11162416.jpg

20年いつも同じ赤いリボン(しかもほつれてる!)しか身につけたことのない、正真正銘、西ドイツ出身の彼に。いつも一緒にいてくれるお礼です!ということで、メダルっぽくかけてみました。
当時、世間ではクマのぬいぐるみといったらふわふわした愛らしいものが主流でした。ところがスーツケースから出てきたのは、えらく地味な表情のクマ。のちに母が言うのは、私そのもの、のような顔が出てきてびっくりだったそうです。確かに私のところに来るクマはどれもチト硬い感じ?
こうやって首元に身につけると、クマの表情が変わったような?!
本当だったのね_a0094449_11333499.jpg

Commented by pepe at 2010-04-19 09:01 x
東風様、本当に寒い4月ですよね。桜が長持ちした以外にいいことってあるかしらん? さて、スヌーピーちゃんは今年60周年らしいですよ。彼も還暦なのね・・・。しかし本当に東風様は守備範囲広いですね。だから行動半径も広いんでしょうね。私もちじこまっていてはいけませんね。 私も覗き見してるあるブロガーさんの個展に行きましたがやはりお声をかけられませんでした。「垣根を作ってるのは自分なのよ」と社交上手な友人に言われちゃいました。そのとおりなんですけどその一歩が出ないんですよね。それにしても手に入れられたペンダントトップが金メダルに見えるのは私だけでしょうかね?
Commented by akberlin at 2010-04-19 09:05
きゃ〜。クマちゃん、凛々しいですわ♡
ステキなメダルもお似合いです♪

東風さんの作品も拝見してみたいです〜。
Commented by eastwind-335 at 2010-04-24 06:24
pepeさん、こんにちは。
お返事遅くなりました
あらら、還暦スヌーピーちゃんなんですね。ミッフィーはいつのまにか55歳だし(笑)。そういえば、キティーだってアラフォーだし。
とってもステキな個展でした。ハンドルネームでのお付き合いの中で、先方のお友達関係の方々が盛り上がっている中で声をかけるのはドキドキしちゃいましたが、伺ってよかったなーと。

ホント、金メダル、欲しいですよね!!!
Commented by eastwind-335 at 2010-04-24 06:29
akberlinさん、こんにちは。
お返事遅くなりました。
「愛想が足りない」と言われたことはあっても、「凛々しい」とおっしゃっていただいたのは初めて!ありがとうございます。
オシャレなものを付けてあげたら、オシャレになれるんだなあ、と改めて思った次第です。

私の作品は・・・。まだまだ仕上がりには程遠く・・・。が、がんばりますっ!
by eastwind-335 | 2010-04-18 06:18 | 日常 | Trackback | Comments(4)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


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