カルミナ・ブラーナ双六

ちょっと調子が悪いバイヤン。
しばらく勝っていたのですけれど、なんというのかなあ、各自の才能の化学反応・・・というのではなく、特定の選手の「特許」に近い才能に頼っている感に、「(私のイメージする)バイヤンらしくない」と思ったのでした。ちゃんとバイヤンのプレーを見るようになってまだ日の浅いワタクシですが、独サッカー界の巨人軍と呼びたくなるようなバイヤンの人事の最中でも「みんなで」って感じがして、そこが好きだった(3位に終わった時ですら)。けれど、今シーズンは、正直言ってTeamgeistを感じられません。ヒッツ先生(学校)とチューリップ人事課長(企業)の違いか・・・。
1位と僅差とあっても、なんか「数字の上ではね」という気分になってしまうのは、どうしたものでしょう・・・。

さてさて、どシロウトのボヤキはここまでとし・・・。
アリアンツの試合時に流れる「カルミナ・ブラーナ」。
聴戦では聴く機会がほとんどありません。なので、視戦で偶然にもこの音楽が耳に入ってくると、もうどうしようもなくドキドキしちゃいます。
どうしてアリアンツでは「カルミナ・ブラーナ」なのか、と思ったものですが、はっきりしないまま時は流れ(今日の記事を書くためにWikiを引いたら、三部作「勝利」の1曲にあたるのだそうですね。なるほど、なるほど)。偶然読んだ、戦間期のミュンヘン郊外の教会を舞台としたルイーゼ・リンザーの『波紋』(岩波少年文庫)のあとがきに彼女がカルミナ・ブラーナの作曲家であるオルフと(数年)結婚していたとあり、合点が行きました。
彼はバイエルン出身の世界的作曲家の一人なのね・・・と。
思えば、私の頭の中の「カルミナ・ブラーナ双六」のサイコロが振られたのがこの時だったようです。

それでもしばらく、「3回休み」状態で、オルフのことは忘れていました。それが、先月末に解除(!)になったようで、振るサイコロの数もどんどんいい数が出てきた様子。
まずは、公共エイセイ放送の夜のニュース。私はニュースのオープニング時(夜10時)にはすっかり寝ていたので気付きませんでしたが、特集の紹介のところでカルミナ・ブラーナが「ん、じゃじゃじゃじゃじゃ、ん、じゃじゃじゃじゃじゃ♪」(←スミマセン、ちーっとも「勝利」って感じがしませんね)と流れ出したのだとか。家人が「おお、これはヨメが言っていたバイヤンの入場曲ではないか」と気付き・・・特集部分のみ録画してくれていたのです。
と書くと、まるで家人が私の言ったことを絶えず心に留めているように読めますが、彼が好きなバンドでもカルミナ・ブラーナは神聖化されているらしく、オペラには関心がない、と豪語している家人がこれだけは知っている、という、曰くつきの曲なのです。

ま、いずれにせよ、私にとってはしっかり「バイヤンねた」に。

ニュース内容は、オルフがまだミュンヘン音楽学校の学生だった時(18歳!)に作曲したオペラ「犠牲」の上演について、でした。彼はその後(カルミナ以降、らしいのですけれど)の作風と異なるこのオペラの上演を頑なに拒否していたそうですが、このたび、オルフの奥さんが上演許可を出し、幻の作品の上演となりました、というもの。
「犠牲」は歌舞伎の「寺子屋」をもとに作られたオペラ。私の目に留まったのは、やっぱり今回のオペラでの衣装。犠牲は江戸時代が舞台ですので全員が着物。ほら、ハリウッドとかで、こんな着方しないってばー、ケン、こんな映画で国際派といわれたいのかー?!といいたくなるようなものがありますよね(笑)。それを思うとですね、今回の「犠牲」は「KIMONO」でも「キモノ」でもなく「着物」でした。カツラもね!私はこの特番で知ったのですが、オルフは日本の合唱コンクールの審査員として来日したこともあったのだとか。でも。作曲をしたのは、日本に来る前だったみたい。

さて、ワタクシは新国立劇場のサポーターでもありまして(なかなか観たり聴いたりできなくなったのですが)、会員誌が送られてきます。で、年間スケジュールを観ていたら「カルミナ・ブラーナ」を今シーズンのGWに上演するのだとか。またまた、双六の数字が大きく振られた気が。

この頃、バイヤンはどうなっているのかな・・・。双六の上がりがどうなるのか、いまからドキドキです。
[PR]
トラックバックURL : http://ew335.exblog.jp/tb/10057066
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
by eastwind-335 | 2010-02-26 07:48 | バイヤン | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


by eastwind-335
プロフィールを見る