人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ママの施設生活はじまりました。

自宅で父がサポートしながら闘病(といっても、もう積極的な治療は受けないと決めて半年以上)生活をおくっていた母が施設に入って4か月近くになる。
毎週末、土曜日か日曜日に母のところへ行く。
6月になってからは面会時間も伸ばせてもらえるようになった。
だからこそ、ほんとうは毎日母のところへ行きたいのだけど、私の職場からは1時間半はかかる。面会は5時が最終受付。
そして、業務もあれこれ発生していて、その対応で有休をとりづらい日々がすぎていく。

母のことをまず考えなくちゃいけないのに、この4か月、私は「母の事」を「なにもできない」と言われてるような気がしてたまらない。
情けないけど。
そんな気持ちになるのは、上手にやってくれる弟や義妹がいるから。
普通は娘さんにばかりお願いして申し訳なくなるんですけれど、こちらは弟さんご夫婦がしっかりしているから楽ですと施設でも言われてしまい。
弟に一度「どうやったらあなた方のように気が利くようになれるんだろう」って言ったら「はあ?こんなこと普通誰だって思いつくよ。あんたが思いつかなかったり、この程度のことで一々感心するほうがずっと不思議だよ」と言われて、愚姉は立場がありません。

父のこともしかり。
「息子さんからの説明のほうがお父様もすぐに受け入れてくれて、スムーズなので。娘さんはお忙しい、とお父様からもお話がありましたし」とすべて弟に報告がいくようになりました。知らなかったことばかり(とほ)。家も弟たちがお見舞いの帰りに実家に寄ってくれて、たった2回ですっかりきれいにしてくれて(ゴミも持ち帰ってくれた!)、ケアマネさんが「こんなに広いお部屋だったんだと知りました!」とメールをくださったほど。
私は片付けも不得意なので「片付けてくださってありがとう」なのに、みんなから「片付けられないオンナ」と言われているようで、口先だけでお礼のメールを書いたような気がする。
そんな、できないことを受け入れられない自分が本当に腹立たしい。

私の落ち込みをみかねた私の周りのスーパーヨメ・スーパー娘たちのアドバイスをもとに、姉として弟たちに何かを提案するも「もうそれやってあるからご心配なく!」ばかり。義両親の介護を経験済の同僚からは「あーたを見てると、何もしないお気楽小姑を思い出す」とチクリと言われる一方で、「いやいや、中途半端なことを小姑にされるほうが、結局後始末をしなければならず、ずっと腹が立つ」とも。職場でも施設でも「できない小姑」は本当に立つ瀬がない。

この4か月、つらいこと。
私は、自分ができなかったことばかり気を取られていること。
できなかったことを映し出す鏡である弟たちと自分を勝手に比較してしまうこと。
そんなことより、弟たちのようにもっと両親のことに集中しなくちゃいけないのに。
母ができなくなったことが増えるたびに、施設だとこういうことを母に自分でやらせないからだ、と思ってしまうこと。
わたしは、自分が勝手で、自分のことがとてもいやだ。

# by eastwind-335 | 2023-07-02 11:54 | 日常 | Trackback | Comments(3)

スマホ機種変更

ああ、毎日があっという間に過ぎていく。
週末は一日に3つも4つも用事をいれるようになった。
平日も結構遅かったり、定時に退勤するために、すごいスピードで仕事を片付けて。

そんなさなかに、私は家人の希望もあって、リンゴ電話を買い替え。
なんでこんなに高いのでしょうか!!!
たかだか電話なのに!
と思うところが多かったけれど、家人が溜まっているポイントをくれたり。
それでも月々結構払うんだよねー。
そこまでしてほしいと思わないこともあって、ネットショップで取り寄せてからもぐずぐずと。

さっき、無事にデータ送信ができました。
ヒヤっとしたのが、LINE。あらためてIDほかを入力しなくてはならず。
たいていのIDとパスワードは手帳に書いてある(それを使い始めるときに)し、ある年、手帳のあるページにそれをまとめて書いた年もあった。でもそこにはLINEについての記載がない!
LINEを使い始めたのは、お姉さんと海外出張する時だった。プライベートの交換ってあまりしないのが私の部署の特徴なのだけど、この時はLINE交換をしておいてよかったーということになったのよね、と逆算して手帳を取り出し、一枚一枚めくっていく。ありました!ありました!
無事に再起動OK!

なんとか終わってよかった。
そして、断捨離とかなんとかいうけれど、やっぱり手帳は取っておいてよかった。
(ちなみに、職場の卓上カレンダーもかなりとってあります)

# by eastwind-335 | 2023-06-11 15:12 | 日常 | Trackback | Comments(0)

一駅ぐらい、歩かなきゃ

先日、急に家人が夕食が不要になり、私は一人外食をしてみようと思い立ちました。
職場最寄り駅から1駅行ったところ(定期券圏外)の餃子屋さんがおいしいと聞いていたので。
しかし、そのお店はお休みで(調べてから行きましょうよ、ねえ・・・)。
そのお向かいのビストロでさっくり食べてワイン1杯呑んで帰宅しました(←オヤジか?)。

で、表題の1駅歩く、ですが、私が通勤に利用する中央線は基本一直線の路線。
通勤の往復、幸いなことに多くの場合は私は座って乗車できる。立っているときは車窓から見える家並みや道の通り方をみておく。
というのも、何かあった時、私は歩いて帰宅することを選択せざるをえないのだから、頭の中で地図を作っておきたいので。
または、職場のお兄さんの趣味である「道路地図読み」につきあっているうちに、私も二次元の位置感覚はついてきたので実際に歩いて距離感を体感しておきたいというか。
ただ、太陽が出ている時間に帰宅できる日がほとんどなくて。
(まあ、夜にこそ歩いておくべきなんですけれどもね)
ということで、その日は定時上がりで、それほど暑くもなく。

ぶらぶらそぞろ歩きもいいのだけど、目的地へ向かって電車もバスも使わず到着時間を決めて、ちょっとした緊張感を持ちながら歩くのも好き。今回のお店は最寄り駅からの道筋はだいたい頭にいれてあったので、その「最寄り駅」まで行けばいい。線路を絶えず右になるように、線路が見える道をあたりをつけて歩く。
知り合いが暮らす地名がでてきた。年賀状のやりとりだけだけど、そうか、この辺まで広がっているんだ、とか、低層の高級マンションが多いんだな、とか、畑がある!だとか、ステキな家だなとか思いながら歩く。
この辺に家を借りたら(←家賃が高すぎて無理)素敵だけど、駅までが遠くてちょっと通勤がストレスかもねー、とか。
(個人的には家は駅から徒歩15分以内に借りたい)
その最寄り駅から続く商店街は30年ぐらい前に一度だけ仕事で訪れたことがある。その時のイメージはそれほど損なわれていないけれど、仕方ないけれど医薬品チェーン店が増えたなあ・・・。その中でも「おっ!」と思うカフェがあったり(多分、すでに人気なんでしょうけれど)しているうちに、曲がるべき道を間違えて直進しすぎてしまった。ま、その中でステキな果物屋さんを発見できたりしたのでOKですが。

そして、ついに到着!と思ったら「定休日」だったのでした。
あはは・・・調べてから行かない詰めの甘さ・・・。一人でほんとよかったわ。
再チャレンジの日は今度はこうやって1駅歩いてみよう、ってもう決めてあるんです。

自分の家の方向に1駅歩いてサクっと夕食を食べられそうなお店も見つけようっと。

# by eastwind-335 | 2023-05-13 10:29 | 日常 | Trackback | Comments(0)

戴冠式!

今日はチャールズ3世の戴冠式がある日。
ということで、私、BBC-Worldにかじりついてみています。
かじりついて、は大げさかなあ。でも、午後3時からずっとテレビの前から立てなくなっている。
ゲストがねえ、すごいのよー!さっきは「裸のシェフ」という妙な邦訳がついちゃったジェイ三ー・オリヴァーがでていたり。
(改めて言う必要はないと思うけれど、「エプロンをしないシェフ」なんだけどねえ)
すっごく素敵な色のスーツ。
女性アナウンサーのスーツはこれまた素敵なグリーンのドレス。日本では見かけないグリーン。そして素敵なデザインのドレス。日本だと、小学校お受験ママかと見まがうようなつまらない恰好でアナウンサーが司会をしていくのだけどするところ。BBCのあの女性アナウンサーはすばらしいなあ。

故エリザベス女王の様々な祝典も見てきた私ですが、パレードのために参加する軍、楽隊が参加しているのはいつものことですが、今回は、このパレードのためにセントラルロンドンに集まる兵士、軍隊たちの一部は、なんと!電車で乗り入れてきてる!
ウェストミンスター橋をパレードしている風景も、BBC-Worldで紹介されていたけれど、コモンウェルズの各国からの兵士たちのパレードが興味深かった。というのも、いろいろなユニフォームの兵士たちがバラバラではないけれど、でも一挙手一投足を揃えて、でもなく、なんというんだろう、それぞれの国のリズムで、というのかな、見ていてほほえましい感じ。

ラジオでも中継だそう。
BBC3ではウェストミンスター寺院ですでに始まっているコンサートの様子を流しているとのこと!バッハ3曲。最後はブルックナーなのだそう。しばらく繰り返し聴けるといいのだけどなあ。どうかな。

ベントレーでチャールズ国王たちが移動しているのを見ると、ああ、イングランドだなあーって。

BBCはすごく丁寧に式を紹介されている。塗油する時に座る椅子に入れられる「運命の石」の説明。そうか、スコットランドから持ってきて、また戻すんだ、とか。今回の戴冠式も(も、!)キリスト教に従った式(神と国王との間の関係)だけれど、異宗教の代表者も同席するという「新しい時代」だとカンタベリー大司教が言ってるそう。
21世紀の新しい風習を取り込みつつも、変えないところは変えない。日本の即位の礼もそういう感じだった。

あと2時間、どんな解説を聞けるのかなあ。BS日テレでも生中継をするとかで、イギリス王室に詳しい大学のセンセーが出るらしい。今回はNHKBSはやらないらしい。何があったのか。まあ、そのおかげで、ベラベラベラ男氏が出ないのは嬉しい。

チューリップが咲き誇っているのが印象的なのだけど、計算された形で設計されているらしいし。
降水確率40%のセントラルロンドン。式典の間は雨が降りませんように!

追記
BBC3を付けてウェストミンスター寺院内の音楽を聴いている。
テレビより10秒ほど遅れている。ラジオも曲目紹介をすることがあるからかな。デジタルの妙なのでしょうね。

# by eastwind-335 | 2023-05-06 17:26 | テレビ | Trackback | Comments(0)

職場の木の花

先日、8時半前に自宅最寄り駅を利用して驚いたんだけど、すごい人ごみだった。
私は最近、職場に8時にはつくようにしているので(早出残業の日もあれば、部屋でボーっとしているときもある)、まっすぐ歩けない!と驚くことしきり。

朝早くに到着すると、敷地はほとんど人がいない。
桜が八重桜へとシフトしている。
椿の白い花がかなり落ちてしまっているけれど、残っているところは、濃い緑とこってりとした白のコントラストが美しい。

年度末から新年度にかけて、色々押し付けられそうになったり、責任転嫁をされそうになったことについて、うちの部署での取り組みを丁寧にメールで伝え、協力するにもこちらの事情もわかってもらいたいと申し出ることにした。
うちの職場って、ラインが違うと人のつながりが弱かったり、違う部署のことをきちんと理解しないで思い込みでしりぬぐいを押し付けてきたり。

お互い様なんだけど、お互い様だからこそ、こちらの立場もわかってもらわねば、と思う。
電話だと「部内で共有します」と若いヒトたちが言って終わりになる。若い人が「善処させていただきます」「部内で共有させていただきます」というのがほんとなさけなくて。
させていただくって、なに?当事者なんだから、あなた。とずっと我慢していたけど、この年度末は納得がいかないところがあって、はっきり言っちゃったのよね。わたし。
「共有してどうするわけ?その後はどう変わるのかしら?」と言ったら「え?」と。そうだよね、そもそも、自分がやりたくないからこっちに卸そうとするんだもんね。
今のところ「そんなこととは知らなかった」という反応で、先方からも「こちらも工夫してみる」と言う返事だからいいけれど。

部署の責任者に「共有だの、善処だのという言葉じゃなくて改善点を行動で示してもらえなければ、私たちは協力できないから!」と大見得を切って、部署宛てメールに切り替えることにした。いまのところ、少し効果があった感じがする。

でもこんなこと言ってしまって…という思いもあって、朝、木に咲く花を見て「できるだけ、こちらも工夫して、相手とうまくやれますように」と思う毎日。





# by eastwind-335 | 2023-04-05 06:37 | 日常 | Trackback | Comments(0)

東風のささやかな毎日のささやかな記録


by eastwind-335